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「You のお仕事教えてください!!」 第2弾 – 職人によるコーキングの実演と講演

「You のお仕事教えてください!!」第2弾として職人によるコーキングの実演と講演を開催しました。
会員の川又さんが講師として、インテリアでトリム周りに付いているコーキングの役割、施工の仕方、ペイントの下準備、バスルームのシリコンなども含めて教えていただきました。

会員の福本さんに感想文を頂きましたのでご紹介いたします。

今回の講習会では、ウィスラーを中心に活躍されている仕上げの匠、川又さんを講師にお迎えしました。
トリム周りによく使われるコーキングの役割、材料の種類や使い分け、施工方法、よくある不具合の原因まで、実演を交えながら詳しく説明していただきました。

特に印象に残ったのは、コーキングガンのノズルはただ切るのではなく、「作る」という考え方です。隙間の大きさや形状に合わせてノズルの切り方を調整し、材料がきれいに入る形を自分でつくるという発想から、普段何気なく見ていた作業の中にも、職人さんならではの経験や細かな判断が詰まっていることを感じました。実際の施工では、ノズルの形だけでなく、コーキングガンを動かすスピードや角度、そして適度な力加減まで意識する必要があり、まさに職人芸だと思いました。

また、マスキングテープの使い方や、施工する場所・条件によって道具や方法を細かく使い分けることも印象的でした。マスキングを単なる下準備として捉えるのではなく、最終的な塗装の仕上がりを左右する大切な工程として捉える姿勢に感銘を受けました。こうした細かな作業を見ていると、コーキングや塗装仕上げは、日本人の器用さや細部へのこだわりを最大限に生かせる職業なのではないかと思いました。ミリ単位の違いや、手の動かし方、力加減といった数値化しにくい部分までが仕上がりに反映されるため、経験を積むことで技術が磨かれていく職人さんの仕事の奥深さを感じました。

私は普段、建築の図面や納まりを考える立場で仕事をしていますが、今回実際の施工を見ることで、図面上では小さな線一本に見える部分にも、現場では多くの技術と判断が必要になることを改めて認識しました。実際にどのように施工されるのかを理解することで、施工者にとって無理のない納まりや、より完成度の高いデザインを考えることにもつながると思います。

今回の講習を通して、コーキングは単に隙間を埋める作業ではなく、材料の特性や建物の使われ方、下地の状態まで考慮した上で施工する必要がある重要な仕上げ工程だと学びました。同時に、そこには職人さんの経験や技術、日本的なものづくりの精神が表れていることを感じました。細部へのこだわりが最終的な建物の品質につながることを実感し、今後建築に携わる上でも、こうした現場の技術を理解することの大切さを改めて感じる、とても有意義な機会でした。

講  師:川又 慎司
社  名: Takumi Decorative Finishes
事業内容:塗装、壁紙、塗装左官 Painting, Wallpapering, Venetian plaster, microcement,
日  時: 9月25日(金) 18時~20時(終了予定)
場  所: Vancouver Japanese Gardeners Association 4291 Slocan St, Vancouver BC V5R 1Z2

本件は建友会会員のみを対象としたイベントとなっております。
建友会メンバーは、同じ建築に関わる仕事に携わってはいますが、建築といってもとても業態は幅が広く、普段関わりがなかったり関わりが薄い業務に関しては無知な部分もあるかと思います。今回は専門的なお話を聞くいい機会ですし、自分の仕事にも役立つ発見があるかもしれません。会員同士のコミュニケーションの場としても是非ご参加して頂ければと思っております。
「You のお仕事教えてください!!」 この企画は継続していきたいと思いますので、皆様のご協力をお願いすることにもなるかと思いますが、その際にはどうぞ宜しくお願い致します。
自分のお仕事を建友会メンバーと共有したいという方がいれば、是非ご連絡ください。

建友会役員会