資材・建材輸出入Q&A ワークショップのご報告 5月28日（木）

建友会の5月のイベントとして、『資材・建材の輸出入Q&A、会員の取り組みから見えてくる国際ビジネス』と題するワークショップが同月28日、日系ガーデナーズ協会にて行われました。

ワークショップでは、ゲストスピーカー、並びにパネラーの方々より、各自の会社が提供しているサービス・製品について説明があったほか、日本向け・北米向け製品や関税の違いなど、多岐にわたる話がありました。また、無垢材やEngineered woodを例とする国による嗜好の違いや、海外市場での課題に対する克服方法、家具を海外へ売るといったようなケースでの国際輸送の活用法として「クライアント側のPortまで送る」という発想を持ってビジネスを行えば格段に市場が拡大するのではないか、といったアドバイスもありました。

続くQ&Aの時間では、「湿度の高い日本へ輸出した場合に発生しうる結露・カビ問題に対してどのように対応しているのか？」といった質問や、FOB、CIF、C&Fといった貿易条件と保険に関する質問、ローディング前後の検品写真をきちんと撮ることの重要性などに関する活発な意見交換が行われました。

モデレーター

和田健治氏

ゲストスピーカー

Joan Luo氏：Modern Terminal Ltd.オペレーションマネージャー

パネラー

水越清二氏：Canada@home Inc. 副社長
真木郁子氏：Viceroy Homes Limited ジャパン　マネージャー
高生素也氏：米国ヤマト運輸株式会社バンクーバー支店長
中村ミッチ氏：Dick’s Lumber(Rona Home & Garden) 輸出担当