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“The Village Langley “ケア・ホーム建築現場視察会のご報告

アルツハイマーや痴呆症の方向けのケア・ホームの建築現場視察会が、 5月6日(月)ラングレーで行われました 。

NSDA Architects 社の廣田瑛太郎氏が手掛けていらっしゃるプロジェクトで、宿泊施設や地域の方も利用できるワークショップ、スパなども含んだ複合施設です。今回はこちらの建築現場を廣田氏に設計思想、施設利用方法などを含めご案内頂きました。

施設は7エーカーの敷地に、管理棟、中庭を挟んで住居施設3棟、そして裏手には農作業や家畜用の物品を収める納屋が設けられています。管理棟には住む人が実際に食材を調達するGrocery Storeや床屋が併設され、施設内であっても中庭を人々が行き来することで、あたかも通常の街中のような雰囲気を作り出すというのが設計思想だそうです。

住居棟は外部にそれぞれ違う色の壁と家紋(夫々の住居棟マーク)を施し、内部は設備配置などは全く同じだけれどもキャビネットや床の色を変化させた仕様で、住人が自身の住居棟を簡単に判別し易くする工夫が施されていました。

また、サービスを受ける人が通常の生活により近い感覚で過ごせるよう、Care Takerと住人の動線にも配慮がなされていました。(動線=建物内で人が移動する際の経路)
様々な所に一般住宅や施設とは違うアルツハイマーに配慮した工夫が見られ、大変驚かされる建築現場視察会となりました。